ユニファイドコミュニケーション集中講義[第3回]
構成◎太田智晴(編集部) 2010.08.19
IPTPCの千村保文氏(左)と竹井俊文氏
IPTPC(IP電話普及推進センタ)の千村氏と竹井氏を講師に招き、ユニファイドコミュニケーション(UC)に関して基礎から学んでいく集中講義シリーズ。第3回では、コミュニケーションツールの統合はどこから進めていけばいいのか、UC導入にはどれくらいコストがかかるのか、について聞きました。
UCは一体いくらかかるのか?
――ところで、UCの導入費用というと、どれくらいかかるものなのでしょうか。 千村 それはピンキリですよね。携帯電話とメールやチャットの連携だけであれば100万円から可能でしょう。しかし、例えば自治体が高齢者向けにWeb会議と医療システムを連携させた遠隔医療相談を行いたいとなると、数千万円はかかると思います。対象とするコミュニケーションやアプリケーションの範囲によって、コストは大きく異なります。 ただ、ここで一番大切なことは、ピンキリの「ピン」があるということです。「最低1000万円からです」となるとUCは高嶺の花でしょう。しかし、そんなことはありません。UCはビルディングブロックになっていますから、可能なところから手を付けていくことができます。 竹井 ですからUCの場合、いきなり「いくらかかるのか」というアプローチではないのでしょうね。UCの導入コストについて考える前に、まずは抱えている課題を洗い出し、その課題を解決することで、どのくらいコストを削減できるのか。あるいは、どのくらい新しい価値を創出できるのか、を把握することが重要だと思います。そのうえで、導入コストと効果を比較する。UCを導入する際には、こうしたアプローチが必要だと考えています。
[第1回] 「ユニファイドコミュニケーション」とは何ですか? [第2回] 進化する企業コミュニケーション――「端末と端末」ではなく、「人と人」をつなぐUCへ [第4回] 広がる「日本型ユニファイドコミュニケーション」とは?
IPTPC(IP電話普及推進センタ)
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