PBXにも接続可能な卓上サイズの受付ロボット

機械設計開発などを行うアビストは、同社が開発した受付電話ロボット「アビテル」を2017年6月からPBX販売会社などを通じて販売すると発表した。

受付ロボット「アビテル」

アビテルは重さ1.8kg、大きさは29.7×17.0×18.5(cm)の卓上サイズ。オフィスへの来訪者が、音声またはタッチパネル(アビテルの顔)で自分の名前・訪問先を入力すると、担当部署の内線電話につながる。来訪者の氏名・企業名・顔認証情報・来社履歴なども記録して管理する。

アビテルはIP-PBXやPBXに対応しており、一般のビジネスフォンを使った内線番号に連絡できる。アビストによれば、受付関係のロボットでPBXに接続できる例は珍しいという。

アビテルのシステムイメージ

アビテル本体の価格は、1台当たり8万2000円。ロボットの移動機能などを省き、受付電話機能に特化したことで低価格を実現したとしている。本体のほかには、クラウド利用料が月3500円かかる。

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